伊賀肉(伊賀牛)とは

伊賀の国(三重県伊賀市・名張市)で育つブランド和牛『伊賀牛』。
江戸時代には伊賀忍者が乾燥させた牛の肉を保存食として携帯していたと伝えられており、この干し肉が伊賀牛のルーツとも言われています。

厳格な基準を満たす牛だけが伊賀牛を名乗ることができ、「もっとも長く育った地域が伊賀であること」もその1つです。
伊賀地域は、四方を山に囲まれ、牛の肥育に適した寒暖差のある気候。清らかな水質にも恵まれ、良質な牛の産地として古くから知られています。伊賀牛の約8割は地元で消費され“幻の牛”と呼ばれることもあります。

その肉質から“肉の横綱”とも評される伊賀牛。
他のブランド牛と比べ、霜降りと赤身のバランスがよく、肉質は細かく、柔らか。
口に入れたときに、芳醇な香りとコクが広がり、とろけるようなまろやかな甘さを感じられます。

創業明治38年のこだわり

明治38年、初代・金谷清三郎が伊賀から東京へ肉牛を出荷し『伊賀牛』の名を全国に広げて以来、四代に渡って伊賀牛の改良を続けて参りました。

当店は、長年ともに歩んできた契約農家の皆さまと飼育状況や肉質の情報交換などを通し、より良い伊賀牛を育てられるよう、二人三脚で取組んでいます。
また、名物の『寿き焼き』や『バター焼き』など、より美味しく伊賀牛をお召し上がりいただけるよう日々研鑽を続けています。

100年以上に渡り研ぎ澄まされた“本物の和牛の味”を是非ご賞味ください。